Case Study株式会社VANJUS

事例紹介|株式会社VANJUS様|真のパートナーとして企業の”価値観”を経営理念に。株式会社VANJUS様との顧問契約事例

 

プロジェクト概要

お客様:株式会社VANJUS 様 https://vanjus.co.jp
業界:総合コンサルティング
ご相談内容:創業メンバーの強い想いを、会社を一つの方向に導く統一された経営理念として言語化したい。また、理念を土台としたコーポレートサイトや営業資料の制作も含め、マーケティング・ブランディングの基盤構築を長期的に支援するパートナーを探していた。
ご提供サービス:経営理念のストーリーデザインおよび社内浸透施策
顧問契約を締結し、以下の業務を包括的に支援。
・経営理念(パーパス・MVV)の策定支援
・マーケティング・ブランディング戦略の立案
・ロゴデザイン開発
・コーポレートサイト制作
・会社案内・営業資料の作成

私たちグロース経営デザイン株式会社は、単発のプロジェクトだけでなく、お客様の事業に深く長期的に関わる「顧問契約」という形でもご支援を行っています。

今回ご紹介するのは、同じ総合コンサルティングファームとして、互いに切磋琢琢する特別なパートナー、株式会社VANJUS様との事例です。

私たちがご支援したのは、ウェブサイトや営業資料の制作だけではありません。その根幹となる、企業の魂とも言える「経営理念」を、創業メンバーの方々と共に探し、言葉にする、という最も重要な工程でした。

 


言葉にならない”熱い想い”と、成長のジレンマ

株式会社VANJUS様は、代表をはじめとする創業メンバーの方々が、それぞれに「お客様を成功させたい」「社会に貢献したい」という非常に熱い想いを持って事業を推進されている、営業力に強みを持つコンサルティングファームです。

しかし、企業が成長し、メンバーが増えていく過程で、一つの課題が浮かび上がっていました。

それは、一人ひとりの胸の中にある想いが、組織全体を一つの方向に導く、統一された”旗印”として言語化されていなかったことです。

個々の優秀なメンバーがそれぞれの「正しさ」を信じて突き進む力はありましたが、その力を結集し、さらに大きな推進力に変えるための共通の価値観、つまり経営理念が必要な時期に差しかかっていたのです。

 


対話の中から、会社の”核”となる一文字を探す旅

私たちの役割は、新しい言葉を「提案する」ことではありませんでした。最初に行ったのは、ただひたすらに、創業者一人ひとりの声に耳を傾け、「対話する」ことです。

なぜこの事業を始めたのか。仕事において、絶対に譲れないものは何か。お客様や社会に対して、どうありたいのか。

対話を重ねる中で、全員の言葉の奥底に共通して流れる、一本の太い価値観が見えてきました。それは、お客様に対して、社会に対して、そして自分自身に対して、どこまでも誠実で、正しくあろうとする強い意志でした。

そのすべての想いを集約できる、たった一つの言葉。それが「義」でした。

この「義」という会社の核となるパーパスが定まった瞬間、それまで漠然としていたVANJUSという企業の輪郭が、くっきりと浮かび上がりました。

その後、私たちはファシリテーターとして全メンバーとの議論を促進し、「義」を土台としたミッション、ビジョン、バリューを一つひとつ丁寧に策定していきました。

https://vanjus.co.jp/about


経営理念を土台に、全ての企業活動が走り出す

この「義」という確固たる中心が定まったことで、それまで個別のタスクであった企業活動が、一つのストーリーとして繋がり始めました。

  • 企業ロゴのデザイン開発
  • コーポレートサイトに掲載するメッセージ
  • 会社案内の構成
  • お客様に提出する営業資料のデザイン

この「義」という確固たる中心が定まったことで、それまで漠然としていた企業としての在り方が、明確な輪郭を持ち始めました。

会社の顔となるロゴデザインも、この『義』の精神性を象徴するシンボルとして生み出されました。そして、コーポレートサイトのメッセージ、会社案内の構成、営業資料のデザイン。そのすべてが「私たちは”義”をもって事を成す集団である」という視点から見直され、一貫性のある力強いツールとして生まれ変わったのです。理念という無形の価値が、ロゴやウェブサイト、資料という有形の資産に、確かな説得力を与えました。

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